衛星電話と ReaCom ALVO 1.9 をケーブル1本でつなぐだけ。受話器を持つひとりだけだった1回線を、災害対策本部・避難所・現地活動の持ち場ごとに配って共有できます。1グループ最大10台、連結して25台まで。無線局の免許も、操作する人の資格も必要ありません。
災害でスマホが圏外になるところから、ケーブル1本でチームに声が届くまで。日本語字幕入り。
ReaCom ALVO 1.9 災害時通信 解説動画|80秒/日本語字幕入り YouTube で見る →
映像内の情景はイメージです。実際の使用環境・効果は条件により異なります。
手段はある。けれど、それをチームで使えないことが現場を止めます。
私たちのスマホは、街の基地局を通してはじめて声を届けています。大きな災害で基地局が損なわれると、端末が無事でも通話もメッセージも届かなくなります。停電が長引けば、基地局の非常用電源も尽きていきます。
空を経由する衛星回線は災害に強く、多くの自治体がすでに本部・支所に配備しています。ただし受話器を持つひとりしか会話に参加できません。避難所へ持ち出しても、声が届くのはその1人だけです。
体育館の受付で聞いた本部からの指示を、物資置き場や要配慮者スペースまで歩いて伝える。時間がかかり、伝え漏れも起きます。少ない職員で回す避難所では、その数分が判断を遅らせます。
衛星電話のイヤホン端子と、ALVO 本体側面の USB-C 端子をケーブル1本でつなぎます。あとは ALVO 同士が無線でつながり、同じグループのメンバーが同じ声を同時に聞ける状態になります。特別な設営も、専門の技術者も必要ありません。
有線でつなぐのは「衛星電話 ↔ ALVO」の1か所だけです。ヘッドセットおよび ALVO 同士は、すべて無線でつながります。
衛星電話のイヤホン端子と ALVO の USB-C 端子を、ケーブル1本でつなぎます。
現場のメンバーに ALVO とヘッドセットを渡します。ヘッドセットは Bluetooth で無線接続です。
衛星電話越しの声がグループ全体に届き、現場の声も返せます。電話のように、話の途中でも割り込めます。
衛星電話につなぐのは、外部と切り離された場所と本部を結ぶときだけです。避難所の中のように、その場の職員どうしがつながれば足りる場面では、ALVO だけで成り立ちます。
回線が細るなかで本部とやり取りするとき、現地側の ALVO を衛星電話につなぎます。本部からの指示が、現地本部で ALVO を持っている担当者に同時に届きます。誰かが受話器を置いてから伝え直す手間がなくなります。
体育館や校舎のなかは、ALVO どうしの無線だけでつながります。回線契約も衛星電話も要りません。受付・物資置き場・要配慮者スペース・救護所といった持ち場ごとに1台ずつ配れば、その担当者どうしが同じ声を同時に聞けます。全員に配る必要はありません。
被害認定調査、道路啓開、河川巡視、給水拠点、物資集積拠点、災害廃棄物の仮置場。班で動く場面ではハンズフリーの同時通話が効きます。本部と離れた場所では、班長の1台を衛星電話につないで中継します。
防災行政無線も、衛星電話も、それぞれの役割があります。ALVO が埋めるのは、それらが届いたあとの「最後の数十メートル」です。
| いまの手段 | 得意なこと | 届かないところ | ALVO との関係 |
|---|---|---|---|
| 同報系 防災行政無線 | 住民へ一斉に知らせる(屋外拡声・戸別受信機) | 片方向。職員どうしの会話には使えない | 役割が違うため、そのまま併用します |
| 移動系 防災行政無線 | 本部と車両・可搬局を双方向で結ぶ | 基本は順番待ち。無線局の免許と保守費用がかかる。車を降りると届かない | 車を降りたあとの、現場のなかを ALVO が埋めます |
| 衛星電話 | 地上の設備が失われてもつながる | 受話器を持つひとりしか会話できない | ケーブル1本でつなぎ、その1回線をチームで共有できる回線に変えます |
| 携帯電話 MCA・IP無線 | 平時の連絡手段として扱いやすい | 基地局・中継局に依存する。輻輳と停電に弱い | 使えるうちは併用します |
| ReaCom ALVO 1.9 | 同じグループの最大10台が同時に、割り込んで話せる。免許・資格が不要 | 広域はカバーしない。半径数十〜数百メートル。1グループ10台まで(連結して25台までを保証) | 上記が届いたあとの「最後の数十メートル」を担当します |
※ 一般的な傾向の目安です。実際の性能・免許の要否は、機種と設置環境により異なります。既存設備との併用の可否については、お使いの設備をお知らせいただければ個別に確認いたします。
順番待ちがありません。「危ない」の一言をその場で割り込ませられます。その数秒が安全を分けます。
ENC 2.0 のノイズキャンセルが周囲の騒音をリアルタイムに処理し、聞き取りやすい音声通話をサポートします。
AES-256 暗号化により、業務用途に求められる高水準のセキュリティに配慮しています。
無線局の免許・登録の手続きも、操作する人の資格も不要です。配備したその日から使えます。人事異動で担当が替わっても、引き継ぐために講習を受ける必要がありません。
仕様はカタログ記載値です。ReaCom ALVO 1.9 はマスター(ALVO1.9M-MB)とリモート(ALVO1.9R-MB)で構成します。1グループの最大10台は、通話する機器と聞くだけの機器の合計です。グループを連結する場合、中継役になった機器は通話に使えないため、その分だけ実際に話せる台数は減ります。26台以上の連結も構成としては可能ですが、遅延が大きくなり同時通話としての使い勝手が損なわれるため、動作を保証しておりません。ALVO 1.9 は2026年9月1日発売です。
防災用に購入した機材は、使われないまま倉庫に置かれ、いざというときに電池が上がっています。平時の業務で使っていれば、その問題は起きません。操作に慣れた職員が、そのまま非常時に動けます。
庁舎の窓口・来庁者対応、選挙の投票所と開票所、市民まつりやマラソン大会などの行事運営、清掃・ごみ収集、学校や体育館の施設管理、上下水道・道路の維持管理。建設・工事現場やイベント運営でも同じように使えます。
普段どおり配って、必要なら衛星電話につなぎ替えるだけ。訓練を受けていない応援職員でも、その場で使いはじめられます。
自治体の危機管理課・防災課の方から実際にうかがう課題を並べました。近いものがあれば、そこからお話をうかがいます。
いきなり全庁で配備する必要はありません。多くの団体が、まず訓練や1か所の避難所で使ってみて、翌年度の予算要求につなげています。年度のスケジュールに合わせてご相談を承ります。
体験デモで実機に触れていただきます。庁舎や避難所予定の施設で、実際に届くかどうかを確かめられます。
総合防災訓練や図上訓練の期間だけ、レンタルでお使いいただけます。参加した職員の反応が、そのまま検討材料になります。
仕様書の作成に使える資料、構成図、見積をご用意します。既存設備との棲み分けの整理もお手伝いします。
本部と1か所の避難所から始め、翌年度以降に広げる進め方もできます。あとから台数を足せる構成です。
自治体が防災の通信機材を整備する際の財源には、緊急防災・減災事業債、消防防災施設整備費補助金、地方創生関連の交付金などがあります。
ただし、これらの対象になるかどうかは、その事業を地域防災計画のなかでどう位置づけるかによって変わり、都道府県や所管省庁との協議が必要です。当社が対象になると断定することはできません。ご検討の段階で、確認に必要な資料をご用意してお手伝いします。
「何台必要か」「どこにマスターを置くか」は、施設の構造と運用の分け方で決まります。図面や避難所の一覧をお預かりできれば、構成案と台数の目安をお出しします。
相見積のための資料、単価契約や年度をまたぐ調達のご相談にも対応します。まずは現状の配備状況をお聞かせください。
地上の回線が使えない場所、もともと圏外の場所のために、 Starlink と衛星電話(IsatPhone2)の販売についてもご相談を承っています。
ReaCom ALVO 1.9 とケーブル1本でつなげば、1回線を同じグループのメンバーが同時に聞き、 話せる回線として使えます。このページの 03 でご説明した構成です。
※ 販売のみです。貸与(レンタル)は現時点でご用意しておりません。
本部との映像・データのやり取りや、オンラインでの打ち合わせに使う想定です。
※ 衛星電話とは仕組みが異なり、 ALVO とケーブルで直接つなぐ構成ではありません。販売のみで、貸与(レンタル)は現時点でご用意しておりません。
上記は2026年8月31日時点の参考価格(税別)です。仕入先の都合等により変更される場合があり、最終的な金額は正式なお見積りで確定します。
ご相談のときにうかがうのは、 お使いになる場所・期間・人数と、必要なのが音声かデータかの4点です。 台数やお届けできる時期は現場の条件によって変わるため、個別にご案内します。
実機を使った体験デモと、訓練期間のレンタルを承っています。仕様書づくりや既存設備との整理のご相談も、この段階からお受けします。
衛星電話との接続可否は、お使いの機種をお知らせいただければ個別に確認いたします。